相続が発生したら、まずやるべきことは相続人と相続財産を特定することです。相続人と被相続人の戸籍謄本を取り寄せることになります。被相続人の戸籍謄本は、出生から死亡時まで全て取り寄せなければなりません。これが結構大変な作業となります。
相続財産も、綿密に調査しないと取りこぼす恐れがあります。銀行預金など、思わぬところに口座があったりします。相続財産のうちで大きなものは何といっても不動産です。登記簿謄本で確認するのがまず第一ですが、利用状況もよく調べなければなりません。