宅建業免許
宅建業の免許を取得するには、建設業などと違って「経験年数」は必要ありません。重要なのは「宅地建物取引士」の存在です。この資格を取るには国家試験に合格するしかありません。建設業の場合は、専任技術者となるための手段として、国家資格、一定年数以上の実務経験、専門学科卒業の学歴など、様々の方法がありますが、宅建業免許に関しては「宅地建物取引取引士」一本なのです。
免許申請の手続きとしては、単純化されている分、楽といえるかも知れません。しかし実際にやってみると、思わぬ落とし穴があったりしますので、そう簡単なものではありません。どの分野の手続きでもそうですが、その分野独特のポイントがあるのです。
ポイントを習得するには、経験を積み重ねるしか方法はないのです。参考書はありません。これを仕事として経験を積み重ねている行政書士が頼られる所以です。